遊戯史学会 紹介
Society of Game's History

人間生活での遊びの部分は、重要な位置を占めているにもかかわらず、これまで学術研究の対象にされていませんでした。
 そのため、各種遊芸娯楽などの起源及び発展の過程について深く研究されていませんでした。また、研究があったとしても、断片的な資料紹介にとどまっていたり,初歩的な事実誤認や、研究不足のために無理解が生じているのが実状です。
 近年の急激な社会状況の変化のなかで、今でないと資料が散逸し、伝承も困難になることが予想される分野でもあります。[設立趣意書より]

事務局 〒664-0864 兵庫県伊丹市安堂寺町四丁目195
役員  2004年度
     会長 増川宏一
     副会長 江橋崇
     理事 酒井和幸、佐伯真一、すぎやま・こういち、高橋浩徳
     監事 小野邦明、横山恵一
発足 1988年8月
会員数 約100名(2004年11月現在)


例会

16回例会 2004年11月27日(土) 東京都中央区人形町区民館

総会

2004年度定時総会 2004年6月12日(土) 東京都中央区八丁堀区民館6号室


機関誌

遊戯史研究:Die Forschung der Geschichte der Spiele:The Study of Game's History.

遊戯史研究 第16号 2004.11
2 網野善彦先生を悼む 今谷明
4 追悼 網野善彦先生 増川宏一
6 王将本来説私見 曽倉岑
10 季節感と遊び--花札 三輪正胤
26 吉海直人教授の始源と現在
  ---論文「『花かるた』の始源と現在」への疑問 江橋崇
113 資料紹介
   R.ヴァサンタ「最も初期のゲームの駒の研究」 増川宏一
123 投稿規定・活動記録
125 会則・編集後記・バックナンバー

遊戯史研究 第15号 2003.11
2 巻頭言 第一五号の刊行に際して
4 追悼 熱田 公 先生
       中田陽子 網野善彦 今谷明 馬場綾子 香川推信 小林基伸 島津忠夫
       鈴木利章 谷下啓子 中條健太 久野修義 森田竜雄 森谷尅久 横田冬彦
       増川宏一
32 熱田公先生 略年表
33 熱田公先生 略著作目録
38 資料紹介 大橋家文書(三)「拝領地留記」 増川宏一
54 高校生へのゲームに関するアンケート(第二回) 酒井和幸
65 会員の皆様へのお願い(ウルリヒ・シェドラー)
66 投稿規定・活動記録
67 会則・編集後記・バックナンバー

遊戯史研究 第14号 2002.11
 メッセージ(ウルリヒ・シェドラー博士)
1 後鳥羽院と将棋--鎌倉初期の駒落ち将棋のことなど-- 佐伯真一
9 秦漢帝国時代における囲碁の普及発展の様相
 --その一 囲碁の第二の誕生-- 大澤永弘
28 雙六盤の変遷について 湯原勝美
47 宋代象棋駒とその性格 清水康二/宮原晋一
61 資料紹介『戸内遊戯方』
    明治初年度の「文明開化」政策により、
    ヨーロッパの「室内遊戯法」を翻訳した冊子  横山恵一
86 訃報(熱田公・本学会名誉会長)
87 投稿規定・活動記録
88 会則・編集後記・バックナンバー 

遊戯史研究 第1号から第13号

会報誌

ニュースレター4号 2004年11月5日
ニュースレター1号から3号

ゆうぎ史 第1号から第11号まで


横濱茶館® 古典遊戯場